moNo’s note

最近読んだ本,観た映画など,気ままにメモします.

旅のオチが見つからない おひとりさまのズタボロ世界一周!/低橋(2020)

世界放浪の漫画. 途中から自転車旅をしたり農家生活を始める行き当たりばったり感と,それでも生き残ってる生命力が印象的だった.

この本を読んでいて思い出したのは,工場実習. 1週間ごとに変わる勤務時間,連日残業,居室に居座るアシナガグモ,悪化する皮膚炎,止まらない血便と,生きるのに必死だったことを思い出す.

身体を動かし生きることに必死な日々と,頭だけを動かし生きる日々. 不思議なことに,前者は頭が空っぽになっていって,後者は生きる目的だの意味のある仕事だのを考え始める. どちらの方が「良い」のだろうね.