moNo’s note

最近読んだ本,観た映画など,気ままにメモします.

在野研究ビギナーズ

大学に籍を持たない15人の研究者+3人のインタビューをまとめた本. 「どうやったら研究ができるんだろう」「今の環境が不満」という自分の頬を叩いて,「やりたければ,自分で環境からなにから作りなよ.できたよ?」と言ってくれる本. 物凄い生命力に溢れてる(気がする).

ただ,分野が若干「文系」に偏っていて(人文学,哲学,法学,政治学,生物学など)研究のお作法や研究費の感覚が中々理解できないことが多い. (要するに,たくさんの文献を読んで纏めれば研究になってしまうんじゃない?と思ってしまう感じ) 逆に言うと,情報工学の市場の需要はあるのだから,稼ぎやすいはず.この状況に甘えるのは阿保らしいのかもしれない.

決めるべきは,「食っていく」職業として何を選ぶか. 研究するための場でもよし,稼ぐ手段とみなすだけでもよし. もう少し,視野を広げるべきなのかも.