HAIの分野で,人のモデルを作る,もしくは規範を埋め込む,という流れに対する反論. 意外性や謎めいた?「未知」の他者Xをつくるべきではないか,という指摘. そのため,目指すところは「説明可能なX」でもないという話. 道具としてのXではなく,他者としてのXを作る為には,示唆深い内容だと思う.
途中で思い出したのは,「20代で得た知見」の一文.
私たちが夢中になるのは,すべてを語ってくれない人ですから
現状のデータ駆動,モデル駆動だけでなく,学習や推論,進化など材料はそろっている気がする. 足りないとすれば,状態空間や行動空間を自己拡大することかもしれない.