2022-01-01から1年間の記事一覧
丸の内の丸善,片隅の紹介コナーにポップ付きであるのを見つけて購入. アイデアだとか,クリエイティブの考え方だとかの括りにあったこと,ピタゴラスイッチを監修している人,ということで,面白うそうで読んでみた. 元の原稿は「暮らしの手帖」に連載し…
津田沼の丸善にあった特集コーナーで見かけ,立ち読み. 冒頭の詞「すてきなひとりぼっち」を読んで,不思議と落ち着きを得たことが印象に残っている. ふとした瞬間,心にひっかかる文章を残せる・出会えるって凄い. 他に印象的なのは二つ. 「へろへろ」…
ミニマリストではなく,バランス型のシンプリストを提言. 意外なことに,料理や仕事,民藝まで言及していたのは興味深かった. 自分の生活と徹底的に向き合うって,面白い. 目についた文を引用 1年着なかった服は,9割一生着ない その服で誰かに会いたいと…
英語学習のノウハウが詰まっていて,非常に刺激を受けた. 書かれていない部分での試行錯誤が色々あったはずで,時間を確保し,お金をかけない工夫を積み重ねたことがうかがえる. 私も,早速,離業後にやることListを付箋にして,モニタ横に貼ってみた. ま…
感想 新型インフルの流行.問題提起がまるでコロナと同じ.被害規模が違うだけ 星新一をはじめ,多数の本を紹介してくれる. ちょくちょく目に留まるフレーズがある.自然科学よりの目線だが,研究者として見習うべきことが多いと思う 気になったフレーズ 未…
気になったフレーズ 直系家族はあくまで配偶者と子供.両親,兄弟は拡大家族. 親が望んで生んだ子供を育て上げる義務はある.子供が親をみる義務が本当にあるか? 家族は選べる 社会保障で支えてもらったことへの恩返し 繰り返される質問への回答=ブログ …
ミステリ仕立て,だけど地に足ついた,感動ドラマ 内容はテンプレ通りで,何気ない日常 → 何かを患っていることの気づき.全員ではないが,補いあえる人との出会い. 特に事実が垣間見えるまでの工程が巧妙.止まらない.カフェをはしごして3.5hourほどで読…
問題提起:目的関数を与え,それを最大・最小化する知能研究の標準モデルでは「私たちが欲しいものではない」 提案:人間の目的を最大化する機械こそ有益.三つの原則を提案 機械の唯一の目的は,人間の選好の実現を最大化すること 目的は設計者によって与え…
世界放浪の漫画. 途中から自転車旅をしたり農家生活を始める行き当たりばったり感と,それでも生き残ってる生命力が印象的だった. この本を読んでいて思い出したのは,工場実習. 1週間ごとに変わる勤務時間,連日残業,居室に居座るアシナガグモ,悪化す…
読み進める度に,言葉がひっかかる不思議な本. 著者から,ちょっとずれたところにボールを投げ込まれ続ける感覚. 引っかかるページもあれば,全く興味がわかず読み飛ばすページもある. ことあるごとに眺めて自分の反応を確認する本なのかもしれない. 20…
2022年のGWに東京(秋葉原)をほっつき歩いたあと見つけた書籍. 万世橋をきっかけに東京に興味が湧いて思わず購入. この本には,世界の都市との比較,各エリアの紹介,東京のつくりかた(簡単な歴史)が纏められている. 特に,各エリアの紹介にえる俯瞰写…
2022年のGWに東京(秋葉原)をほっつき歩いたあと見つけた地図. 不思議とGo〇gle mapより読む気になって購入. 気に入った点・発見 色合いが好み 文字が少なく都市の「形」に集中しやすい 陰影によって建物高さがぱっと分かる 皇居を中心としたThe 都心をざ…
チーズを探す2人の小人と2匹のネズミの物語を中心に,その物語を語る人々の会話からなる,全3章のちょっと不思議な自己啓発本. 短いながら,示唆深い内容だった. 2章にあたる物語自体は非常に簡単. 迷路の中で暮らす人とネズミが,食料(チーズ)を探して…
丸善にて,WEBやデザインの棚の横に刺さっていてなんとなく購入. 本書の「well being」は,欧米の視点より社会的で日本向けの内容になっている. 少々諄かったり,テーマが幅広いので,すべてに目を通しきるのは難しいが,それだけwell beingといっているも…
大学に籍を持たない15人の研究者+3人のインタビューをまとめた本. 「どうやったら研究ができるんだろう」「今の環境が不満」という自分の頬を叩いて,「やりたければ,自分で環境からなにから作りなよ.できたよ?」と言ってくれる本. 物凄い生命力に溢れ…
OSSライセンスを著作権の観点でまとめた本. 少々,文章のクセが強いが,OSSを使うハードルを下げる(元に戻す?)には良い本. そもそも,著作権に立ち戻ると,使用(他者への頒布を供わない使いかた)は許諾されているが, 利用(複製して,他者へ二次頒布…
オーストリア生まれの哲学者イヴァン・イリイチ - Wikipedia (Ivan Illich, 1926/9/4-2002/12/2)が提唱した「コンヴィヴィアル」を現代のテクノロジー,特に情報技術に照らし, 「ちょうどよくて」「つくれて」「手放せる」,人間・情報・もの・自然が「と…
NAND回路から高水準言語まで概観できる超良書. javaで実装されたツールで,1から計算機を組み上げることができる模様. 時間が定期的に取れるようになったら取り組んでみたい. この本は,計算機を成り立たせるための基本的な理論に絞ると,こんなにもシン…
linuxカーネルの入門書.参考に購入. 内容は,モジュール,ビルド手順,スケジューラ,仮想メモリ,コンテキストスイッチ,物理メモリ―管理,ファイルシステム. カーネルの一部しか扱われていないが,一般的な話をざっくり把握するには良い本. この本で1…
ライカのスマホ(ライツ社のスマホ)Leitz Phone 1でここまでできるよ,という本. きれいな写真が多いし,スマホにデジカメレンズを使うなど,技術的な話も少々. 購入選択肢にはしたい. ただし,スマホ全般ではない点が若干タイトル詐欺感.
電脳コイル世代(中学生の頃にリアルタイム視聴,小説も買ってた)ということもあり,たまたまamazonで見つけて購入. 細かいことは分からないが,「初期案」の資料が非常に興味深かった. 最終案と比較すると,初期案はキャラクター的かつきれいな感じで,…
福岡県にある「宅老所よりあい」関連のドタバタエッセイ. 文章越しに伝わる生命力に圧倒される. ある意味,苦労は多いけど成功体験,という形式のせいか,ドラマっぽく見えてしまう. また,ロックだの,ケセラセラだの,年代を感じる. これらの要素は,…
ハンズオン的な本であり,素人が感触を掴みやすいが,何故その手法なのか?他の方法は?という疑問には答えてくれない 分野的には「統計学」で,ブラックボックス最適化,オンライン学習などが関連しそう. この本曰く,実験計画法のキモは, 実験条件X→結果…
電脳コイルと同じ磯光雄さんが監督で楽しみにしていた映画. 感想は「期待大」.頭が整理できていないが,ファーストインプレッションを書いてみる. ストーリーは,事故に遭った衛星からの脱出劇. それと同時に,舞台設定を理解させるような構成. 設定が…
本帯に「映像研には手を出すな!」の作者コメントがあるのを見て購入. 街の風景を切り取った写真を中心に,ちょっとマニアックで妄想気味な目線からの見方を解説した写真集. 著者は千葉大デザイン系にゆかりのある方で,現在は千葉工業大学にいらっしゃる…
「フライングドッグ10周年記念作品」「牛尾憲輔」「イシグロキョウヘイ」という単語で気になっていたものの,ついぞ劇場では見れなかった作品.netflixで視聴. 所感は「新しそうで古めかしく,地味かもしれないが,綺麗に纏まった映画」. 最初はx1.5で見て…
世阿弥でも読んだら?という,某准教授の意図を探るために購入. 世阿弥は能の世界で沢山の作品を残した人物であり,風姿花伝は,世阿弥の書いた能楽論にあたる. 著者曰く,風姿花伝は現代のマーケティングやビジネスに通じると説いている. なぜなら,世阿…
オブジェクト指向プログラミングにおける設計手法の一つ,ドメイン駆動設計の入門書. 解決したい課題の環境=Domainとそれを構成する要素=Domain objectを基本単位として,アプリケーションをボトムアップ的に組み上げていく. キモは,Domain objectが,…
人間の身体が「スマホ」に適応していないから,うまい付き合い方を考えるべきだ,という本. 目次と,pp.244-249のページのまとめさえ見れば,概ね言いたいことは分かるタイプ. ただ,先入観に惑わされないようにだけ気を付ける必要がある. 筆者は,石器時…
中東を他国の干渉から遠ざけようとする男,放射線被害に無関心な国・国民に向き合わせようとする女. 二人のテロリストが,東京で「核をもう一度」使う小説. 小説自体の特徴は,2020.3.11の東京に舞台を設定するなど,現代技術や社会背景が盛り込まれていて…